7、日常
「ふぁ〜」
悠は家のコタツに入りながらあくびをしていた。悪魔との戦いから一週間ほどたった。ちなみに今リナは家にいない。どうやら俺が契約者の中でもかなり珍しい異能者だということを、空界に報告しに行っているらしい。異能者っていうのは、普通、契約者は武器を使って悪魔と戦うだけなのだが、悠のように武器はないが、なんらかの能力を持っている契約者だという。
ゲームで言うなら、普通の契約者は戦士、対して異能の力を使う契約者を魔法使いに例えるとわかりやすい。まぁ異能者は珍しく、普通の契約者とは比べられないほど強いらしい。
悠はつぶやく
「まぁそんな事はどうでもいいや。今はコタツが幸せだ。」
悠が久しぶりにまったりしていると、突然背中に寒気が走った。
「なんかまたトラブルの予感・・。」
そのとき玄関が開いた音がした。リナだろう。歩いてくる音が聞こえ、和室の扉が開かれた。リナが立っていた
「悠。」
「なんだリナ?」
「悠は今の学校を辞めて、空界が決めた学校に転校するから。」
リナはきっぱり言った。
「えっ?ちょっと?俺そんな急に言われても・・」
「転校の手続きしておいたから。明日みんなにお別れを言って、それで転校だから」
悠は戸惑いながら
「えっ?ちょ?リナさん!そんな急に言われても!!」
リナは笑いながら言った。
「大丈夫だよ。友達ならすぐできるよ。契約者の学校で、しかも異能者しかいない学校だから。」
リナはじゃ、私お風呂入るから。とか言いながら風呂場所に行ってしまった。
はぁ〜っと悠はため息をついた。なんかまたトラブルがいろいろ有りそうな予感がした。
「まぁ、行くしかないのか。」
悠は少し笑った。非日常は悠にとって日常になりつつあった。続く
完
「ふぁ〜」
悠は家のコタツに入りながらあくびをしていた。悪魔との戦いから一週間ほどたった。ちなみに今リナは家にいない。どうやら俺が契約者の中でもかなり珍しい異能者だということを、空界に報告しに行っているらしい。異能者っていうのは、普通、契約者は武器を使って悪魔と戦うだけなのだが、悠のように武器はないが、なんらかの能力を持っている契約者だという。
ゲームで言うなら、普通の契約者は戦士、対して異能の力を使う契約者を魔法使いに例えるとわかりやすい。まぁ異能者は珍しく、普通の契約者とは比べられないほど強いらしい。
悠はつぶやく
「まぁそんな事はどうでもいいや。今はコタツが幸せだ。」
悠が久しぶりにまったりしていると、突然背中に寒気が走った。
「なんかまたトラブルの予感・・。」
そのとき玄関が開いた音がした。リナだろう。歩いてくる音が聞こえ、和室の扉が開かれた。リナが立っていた
「悠。」
「なんだリナ?」
「悠は今の学校を辞めて、空界が決めた学校に転校するから。」
リナはきっぱり言った。
「えっ?ちょっと?俺そんな急に言われても・・」
「転校の手続きしておいたから。明日みんなにお別れを言って、それで転校だから」
悠は戸惑いながら
「えっ?ちょ?リナさん!そんな急に言われても!!」
リナは笑いながら言った。
「大丈夫だよ。友達ならすぐできるよ。契約者の学校で、しかも異能者しかいない学校だから。」
リナはじゃ、私お風呂入るから。とか言いながら風呂場所に行ってしまった。
はぁ〜っと悠はため息をついた。なんかまたトラブルがいろいろ有りそうな予感がした。
「まぁ、行くしかないのか。」
悠は少し笑った。非日常は悠にとって日常になりつつあった。続く
完