今日も駅は人がいっぱい
「乗るか」
私たちが乗ったのは満員電車
「悠斗くんー」
「玲奈捕まって」
私は背が小さいためぎゅうぎゅうに押し出されてしまう
それに吊革には届かないため
仕方なく悠斗君の袖につかまってる
それを何回もし最後のこれよりもっとぎゅぎゅうの
満員電車
「しょうがない乗るか」
「うん」
ぎゅうぎゅうの満員電車にぎりぎりで入った窓ギリギリ
の場所に立っている
悠斗君の顔が気のせいだと思うけど近くなっている気が
口が重なった
「ひゃ」
「しッ」
電車から降りた
「さっきのは内緒ね??」
「ぁ、はい」
「ジュース飲む??」
「うん」
「何がいぃ??」
「オレンジジュース」
「はいよ」
「ここでまってて」