「ちょっと、雪ちゃんきてよ!」

「え?なになに?」

雪ちゃんとあたしは
聡と進也に聞こえない
ようにした。

「今日、いきなり春くんが
東京の学校行くとか
言い出したの!」

「は!?まじ?東京ね大学?|

「あたしどーしよう!」

雪ちゃんはニヤリと笑った。

「そりゃ、告るしかない!」

「む、無理!」


「やらなきゃわかんない。」

確かにそうだよな。