あたしはみるみるうちに
七瀬と仲良しになった。

ある日の昼休み―…

「瑠璃、七瀬好きな人いるの」

「え?好きな人?」

あたしが問い掛けると七瀬は
凄くニコニコしながら頷いた。

「誰だと思う〜?」

「んー……わかんない。
修二とか?」

「え、修二?ないない!」

「なら、わかんないな……。」

あたしはどうでもよさそうに
しながら、弁当を食べ始めた。