「あれだよな。チビッコを抱っこしたりとかしてたらそうなったんだもんな」


ナイスフォロー、剣悟くん。


「いや、剣悟。それ、フォローになってないから…」


え!
フォローじゃないの?!
事実なのに?!


「俺もフォローしたつもりはないからな」


えぇっ!
そうなの?!


あたしは、ショックが重なり、肩をすぼめた。


隣で優衛くんは、必死で笑いをこらえていた。