だから もう慣れたの。 「で、菜央どうしたの?」 「今日さ、久しぶりにあの草原に寄らない?」 私が呼んだの 気付いてくれてたんだ。 「あぁ!いいよっ!久しぶりだな。」 「うん。だからたまには行ってみたいなって思って。」 「そうだな!じゃあ俺行くね!」 そう言って 李音は自分の靴箱の 方に歩いて行った。