「君が今日から『カミレンジャー』部隊に配属になったブルーか?私の名前は赤井浩太。レッドと呼んでくれ。」
秘密基地らしい場所に連れてこられた青山の目に真っ先に入ったのは、自分と同じぐらいか、それより年下と思えるような筋骨隆々の男だった。
青山自信、それほど背が低いとは思えないが、この赤井という男、どう見ても二メートルはありそうだ。
「あ、よろしくお願いします。赤井さん?」
「レッド・だ!!」
やっぱり、この人も変わった人だ。
「あ、はい。レッドさん。」
「『さん』は余計だ。僕も今から君の事は『ブルー』と呼ぶのだからな。」
ナンなんだ、この空気・・・
「あ、ハイ。ところで・・・」
青山は秘密基地をぐるりと見渡した。
清楚で広く、そこら中に散らばる機械類。オモチャにはあまり見えない・・・。
「これって、市の税金から作られているのですよね?」
自分の納税者の一人だ。
「おねがい・・・それは言わないで。」
いつの間にか背後に立っていた隊長の言葉。
「でも・・・」
これでも国民年金は納めているのだ。
「お・ね・が・い!」
やっぱり隊長の顔は笑っていた。
やっぱりこれ以上言ったら刺されそうな勢いだった。
やっぱり片方の手に包丁が握られていた。
やっぱり、どこから出したかは謎だった・・・。
「ま、まぁそれはともかく、歓迎すべきは新人さんだ。無事五人揃ったな。これで、グリーンも安心して天に召されよう。」
その瞬間に今まで微妙に忘れかけていた思い出が青山の頭の中にフラッシュバックされた・・・。
秘密基地らしい場所に連れてこられた青山の目に真っ先に入ったのは、自分と同じぐらいか、それより年下と思えるような筋骨隆々の男だった。
青山自信、それほど背が低いとは思えないが、この赤井という男、どう見ても二メートルはありそうだ。
「あ、よろしくお願いします。赤井さん?」
「レッド・だ!!」
やっぱり、この人も変わった人だ。
「あ、はい。レッドさん。」
「『さん』は余計だ。僕も今から君の事は『ブルー』と呼ぶのだからな。」
ナンなんだ、この空気・・・
「あ、ハイ。ところで・・・」
青山は秘密基地をぐるりと見渡した。
清楚で広く、そこら中に散らばる機械類。オモチャにはあまり見えない・・・。
「これって、市の税金から作られているのですよね?」
自分の納税者の一人だ。
「おねがい・・・それは言わないで。」
いつの間にか背後に立っていた隊長の言葉。
「でも・・・」
これでも国民年金は納めているのだ。
「お・ね・が・い!」
やっぱり隊長の顔は笑っていた。
やっぱりこれ以上言ったら刺されそうな勢いだった。
やっぱり片方の手に包丁が握られていた。
やっぱり、どこから出したかは謎だった・・・。
「ま、まぁそれはともかく、歓迎すべきは新人さんだ。無事五人揃ったな。これで、グリーンも安心して天に召されよう。」
その瞬間に今まで微妙に忘れかけていた思い出が青山の頭の中にフラッシュバックされた・・・。