「香織さん… うちのバアちゃんみてー。」




「えー? まぁ、保護者みたいなものだからね。 ほら、早く飲んで!」




保護者って… そこまで歳離れてねーよ。




素直に薬を飲んで、ベッドに入った。 何かあったら、必ず起こしてくれと頼んで。




香織さんは、分かったと言ったけど、結局起こさなかった。



おかげで、朝には熱も下がっていた。






…分かってくれている。



俺の状態をちゃんと見ててくれて、そっと助けてくれる。



すっげー嬉しいし、すっげー安心する。





そして





もっと… もっと一緒にいたい。