放課後。
「璃奈っ!
駅前のスタバ行こ♪」
私は真っ先に璃奈のもとへ駆け寄り、スタバに誘った。
「うん、行こっ」
私たちが教室から出ると…
「あのっ!
篠塚ひかるさん…
ちょっと来てくれませんか?」
知らない男の子が私を呼んだ。
名札には『2-C 秋山春哉』(アキヤマハルヤ)と書いてあった。
2-Cってことは、お隣のクラスかあ。
「うん、いいよ。
璃奈ごめんね、ちょっとだけ待ってて!」
私は春哉くんについて行った。
遠くであの人に見られてるとも知らずに…。
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