それからというもの、日に日にひかるを好きになっていった。




そして…ある日突然、チャンスが訪れたんだ。




席替えで神様に何とお礼をしていいものか。




隣で見るひかるの全てが愛しくなっていた。




挨拶する顔、居眠りする顔、喋ってる顔…。




あいつが可愛いことなんて、気づいてた。




だから…モテることだって知ってたんだ。




なのに…あんなに俺が取り乱すなんて思ってもみなかったんだ…。