あれから
数日がたった。

夏葵が
好きなんだって自覚
したあたし。

華に気づかされた
あの日。

夏葵は一緒に帰ろうって
言ってた女の子とは
帰らずになぜかあたし
と帰った。

特にこれといって
会話はなかったけど
一緒にいるだけで
嬉しくなった。

一緒にいるだけで
安心した。

夏葵のそばにいたいって
思った。

そしてその時
あたしって本当に
夏葵が好きなんだなって
自覚したんだ。