「ななななななな?!なわけないでしょ!!!」


「あっそ」


からかわれたぁあぁ!!!

ピンポンパポン

『2-B田崎椎那!職員室までこぉおぉい!!』


「「・・・・・・」」

今の北条先生?!

「北条だな」

え?!

やっぱり?


今の放送ありえなくない?!


いや!北条先生は
生徒にコスプレさせるような人だった。

十分ありえる。


てか、あたし呼ばれた!!

行かなければ!!


とりあえずコイツから離れるチャンス!

「どいて!あたし行くから!!」


「チッ」


舌打ちしやがった!!


あたしの上からいなくなったのを見て保健室を出ようとしたが


「おい」


腕を引っ張られ阻止された。


「もう!!な・・・に?!」

チュッ


ほっぺに触れた温もり。


チュッというリップ音。