≪将希side≫

指原で名前あってた。
何で俺知ってんだろ??笑

「美羽ちゃんだってー、将希あの子狙いなんぢゃん??笑」

は!!?
おい声でけーよ!!!

「まぢそういうこと言うのヤメろよー」

指原さん、めっちゃイヤな顔してるぢゃん。

って2年1人だから3年だ。
自己紹介とかシンプルでいいよな。

「ぢゃぁ次は3年ね。俺から行きます!!えっと、3年の大川将希です。」

何か指原さんにめっちゃ見られてる気がすんだけど。
もしかして俺に気があるとか?!笑
俺って自意識過剰だな。笑

「俺らは自己紹介なくてよくねー??委員長の名前分かってれば大丈夫っしょ。」

まぁいっか。
永田のことだから自己紹介するのが面倒くさいんだろうな。

「ぢゃそういうことで。今日は解散しまーす、お疲れ」

チョット帰りにでも声かけてみよう。
あ、でも何て話かけよう...!?
早くしないと帰っちゃう!!

「では失礼します」

ってもう帰っちゃうぢゃないか!!!?

「ぢゃ俺も帰るから」

急いで追いかけないと。

あッ!!
いた。

「あのー指原さん?」

「はい!!?え?帰って良いんですよね??」

「あ、うん。あのさ、今日一緒に帰らない??」

あー。
緊張した。
この一言を言うのに。

「え?私とですか??」

ぢゃぁ誰とだよ!!?笑

「う、うん。無理だったら全然大丈夫だから!!汗」

「全然いいですよ♪というより私でいいんですか??」

どういう意味だ??

「それってどういう意味??」

「いやー先輩、かっこいいからモテるぢゃないですか!!?だから年下なのに一緒に帰ってて女子の先輩たちが大丈夫かなぁ・・・??と思って」

俺ってかっこいいのか??!笑

「モテないし。ぢゃぁ校門で待ってて」

「はい。」