朝日が窓から差し込む。


眠い目をこすり、嫌々布団を出る。


「美菜ー!!!さっさと起きなさいよ~」

母の声が、階段下から
聞こえてくる。


七原 美菜とは、私の事。
高校1年生

どこにでもいる
スイーツ好きで、友達と おしゃべりするのが大好きな
女子高生。

「はーい。今、起きたよ~」

階段から下りてきた私に母は

「美菜ぁ。新学期ぐらい、自分で起きなさい!!もう、5分しかないわよ!!!!」


「ええ!!!お母さんのバカぁぁ。なんで、もっと早く起こさないの~!!」


ああ。もう最悪。
今日は、親友の那月と、一緒に
学校行くハズだったのにィ。





ホントに、今日はついてない…