こうゆうときに、

頼るのはやっぱり彼氏かな。

だけど、
遼の前なら泣けるのに

愛斗が今でも彼氏だったら泣けてない
かも。



見られたくない、

こんな弱くてなんだか醜いあたしは
見てほしくないよ・・・。



って、だからばかーっ!!

今は遼が彼氏っ!
大好きな・・・彼氏だよ。



「恋華ぁ?どしたの?大丈夫?」

「あっ、今行くーっ」


今はバイトでもして気持ちを
紛らわせよう。



一一一カラン。


あっ、新しいお客様だ。


「お帰り・・・なさいませ。」

「えっ・・・」



どうして、

どうしてまた愛斗来てるの!?
常連客!?



「たっだいまー♪」



陽気に、

一人の男の人が叫んだ。