ちょ、亜依が殺されるー!!


俺は亜依を抱きかかえた。

「やめろ…やるなら俺を殺せよ!!」



「はぁ!?別に君たちを殺そうとしてんじゃないし…」


「お兄ちゃん…」


『シュッ…』



お兄ちゃん…そう呟いて由佳は自分の手首を切った。