勝手なこと言ってるって、




ちゃんと分かってるのに。







ふいに滲み出た涙。




流れる前に瞬きして払った。








泣いてる場合じゃないだろ、俺!






でそうになったため息をこらえて、



ゆっくりと立ち上がる。










痛む足を引きずりながら、




俺は保健室を後にした。