「ねえ戒……」
「なんだ」
装備確認を行っている戒に翼がぼそりと話しかける。
「なんか僕の服だけみんなと違う気がするんだけど」
「気のせいだろ」
戒はしれっと応えた。
納得のいかないような顔をする翼を一瞥(いちべつ)し、再び武器の確認をしていく。
「気のせいなのかなぁ……」
首をかしげて離れていった。確かに翼だけは替えの服を渡され、それは他のハンターたちと少し違っていた。
戒はいつもの服装だ。革靴に暗緑色(あんりょくしょく)のパンツ、そして草色の薄い生地のロングコート。中には黒のボディスーツを着ている。
他のハンターたちは共にミリタリー服で固めていた。
しかし翼だけは……ソフトデニムのジーンズに長袖のTシャツ、その上はファッション性の高いグレーの防弾ベストである。
その姿は彼の可愛い顔立ちを引き立たせるものだった。
もちろん、Tシャツの下には戒と同じボディスーツを着用している。
「なんだ」
装備確認を行っている戒に翼がぼそりと話しかける。
「なんか僕の服だけみんなと違う気がするんだけど」
「気のせいだろ」
戒はしれっと応えた。
納得のいかないような顔をする翼を一瞥(いちべつ)し、再び武器の確認をしていく。
「気のせいなのかなぁ……」
首をかしげて離れていった。確かに翼だけは替えの服を渡され、それは他のハンターたちと少し違っていた。
戒はいつもの服装だ。革靴に暗緑色(あんりょくしょく)のパンツ、そして草色の薄い生地のロングコート。中には黒のボディスーツを着ている。
他のハンターたちは共にミリタリー服で固めていた。
しかし翼だけは……ソフトデニムのジーンズに長袖のTシャツ、その上はファッション性の高いグレーの防弾ベストである。
その姿は彼の可愛い顔立ちを引き立たせるものだった。
もちろん、Tシャツの下には戒と同じボディスーツを着用している。