「なぁ!?」

 熱い痛みに首を押さえ、瞳は驚愕に見開かれた。

「!? 貴様っ!」

 一瞬の出来事に驚きつつ、筒井はすかさず翼に飛びかかる。

 翼はそれを難なく交わした。

「Bye(バイ)」

 笑みを浮かべステンドガラスに突進すると、割れて散らばる色鮮やかなガラスたちが太陽の光を反射して輝いた。

「殺せ!」

 筒井の声を聞きながら無事に地面に着地し、状況が飲み込めないハンターたちの横をかすめて走り去る。