悲しくて

悲しくて・・・

ほんまに

ここから出て行くんや

わたし・・・

ここから、居なくならな・・・

祐に帰る言うたけど、心の
どっかで、土壇場になって
帰られへん言うても、祐なら
何とかしてくれる

そう思う、私が居た・・・

私が帰らへんかったら、祐の
立場が悪なることも承知で・・

祐の唇、傷痕を思い出す。

私、酷い女やね

涙が流れる・・・

流れて

流れて・・・