愁夜が急に弱気になった。

なんでだろ?

いつもは反対の立場なのに…。

強気の愁夜はいつも私を包んでくれた。

だから今日はいつも以上に強気でいる。

でもなんか、嫌な予感がする。

「愁夜、悩み事あったら相談して。私、不安だから…。」

「…あぁ、分かった。」

私たちはその一言を最後に別々に帰った。