夜、愛羅の事で頭がいっぱいになって…泣きそうになるんだ。

今のうちに捕まえておかないと離れて行きそうで怖くなるんだ。

 チュッ――

怖くなって愛羅のまぶたにキスを落とした。

「…っ。」

…起きたかな?いつになったらこんな幸せな時間が無くなるんだろう。

たぶんあと少し、あと少しなんだろう…。

あーー!!だめだ!こんな弱気、俺らしくないっ!!

もう決めたんだ。愛羅に前では強気でいるんだって。

そう思ってると俺も眠ってしまった。