「じゃ、私も帰るよ」
「送ってってやるよ」
「・・・事務所よるからいいよ。それと、上から目線ムカつく」
「こういう性格なんだよ」
今さら直せるか。
「事務所まで送る」
「駄目。社長に色々問いただされるのは面倒」
「ハァ・・・。じゃあ事務所ついたらメールか電話してこいよ」
「なんでそんな恋人みたいなこと・・・」
「恋人だろ?」
「死にたいの?」
だから冗談に聞こえねぇって・・・。
「・・・じゃあまた明日」
「あぁ」
・・・ま、どんなに邪険に扱われたって諦めねぇけどな。
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