「サボってどっか行こうよ」

「だからいやだって・・・」



あいつ、確か隣のクラスの神月空・・・。


・・・・あいつでいいか。


別にあいつに興味があるわけじゃねぇけど、溜まってるんだ。仕方ねぇだろ?



「お前ら何してんの?」


声をかけると神月空の眉間にしわがよった。




「お前誰だよ」

「俺のこと知らないわけ?」

「は?意味わかんねぇこと言ってんじゃねぇよ」



俺のこと知らねぇなんて、信じらんねぇ・・・。