飯を食い終わって前と同じくコンビニ前まで送った。



「別に送らなくてもよかったんだけどな。今日はお金あるし・・・」

「お前に何かあったら俺が翼さんに怒られるだろ」

「・・・否定はできないね」

「だろ?」

「・・・じゃあ、ありがとう。今度君に撮影、見に行くよ」




じゃあね、と俺に背を向けた空の腕をつかんだ。



「・・・何?」



普通に話してたから大丈夫かと思ったら触られるのは嫌なのかよ・・・。




「お前、俺の女になれ」




まっすぐ俺をみる空の目は珍しく見開いていた。