俺は 大学1年生になった。
そして美嘉も同じ大学。
美嘉も同じ大学だ。
俺達は 元々頭もそれなりに良かったため結構有名な大学に進学できた。
俺はここにいたるまで何故か10人以上の女子に告白された。
俺は彩の言葉を思い出し色んなタイプの女子と付き合った。
でもダメだった。
俺にはやっぱり彩がいないと―・・・。
付き合っている子に言われた。
「あなたは誰を見てるの?」と。
その子いわく 俺が見ているのはその子じゃなく違う子だそうだ。
「・・・・・。」
答えられなかった。
きっと俺が見ているのは彩だ。
でも 忘れられる訳がない。
「・・・・君を思うのは2番目でもいい?」
こういうと たいがいの女子はなにそれ、と呆れて俺にサヨナラをする。
そんな感じで月日は流れていく。
俺と美嘉はつねに行動を共にしている。
前に友達に言われた事がある。
“お前ら付き合ってんの?”って。
「まさか。そんな訳ないじゃん。」