あたしは翌日、いつも通り学校に向かった。 今日は無事愛ちゃんを乗せ、余裕で学校に着いた。 だが、 あたし達がいない間にクラスは狂い初めていた。 歯車が狂いだした… だれかが訴えかけているかもしれないこの空気。 だが、ニセモノの笑い声にかきけされ、無惨にもその声は散った。 気付かなかった。 まったく、なにもかも…。