そう叫んだとき、池の水が光った。



小鳥は泣くのをやめて、水面を見続けた。




すると、一人の女神がでてきた。そして小鳥に言った。



「小鳥よ。あなたは心から願っていますね。 
私はあなたにチャンスを与えます。
森を北へ進みなさい。
決して何があっても、北以外に進んではいけませんよ。」




小鳥がハッと気付いた時にはもう女神はいなかった。