「おじさんさぁ、


俺ここにいる間だけおじさんと一緒に暮らすわぁ



人がいないとめんどーだし」




「なら、一緒に手伝ってくれよな」




僕はその時ここがどこなのかを詳しく聴こうとはしなかった。



いや、聞けなかった。




ふと、見せたおじさんの悲しそうな横顔は今でも覚えている。



いったいここはどこなのか・・・