「あぁ・・・なんとなくわかるよ・・・俺は小杉だ。

政治家だ。


俺は悪いことばっかりしてきたんだ。



金のために生きていたようなもんだ


俺の家族はいたけど、ぜんぜん忙しくて相手にしてやれなかった。


それの報いなんだろうなぁ・・・」



「ふぅん」




「今思ってももう遅いかもしれないけどな」



おじさんは寂しそうに笑った。