そして、私は延々と続きそうな 疑問のぶつけ合いに終止符を打った。 「もう、失礼してもいいですか?」 「えっ、ちょっ…!!」 待ちなさい!!そんな焦った声を 私は内心、嘲笑いながら部屋を出た。 廊下に響く教師の声、 教室から漏れる独特な音、 学校のじっとりしたニオイ。 全部、だいっきらいだ。 自分の大嫌いな場所で、 私は無理に生きたくないの。