夜になり、二人は買ったばかりのドレスに身を纏い、濃いメイクでさらに美しく大人の仮面を被り、舞台へ向かった。






二人は道を歩けば、人目をひきつけていた。クラブに向かうまでにナンパやキャバクラの勧誘など、ずっと付きまとってきた。






二人は、堂々と、凛としたまま道を通り過ぎた。






そして、クラブに体験としてきた二人だが、その日から道でナンパしてきた男たちが美里と涼子を求めて来店し、店の女の子より店を盛り上げた。






もちろん、その日から二人はレギュラー確定した。






涼子は学校も真面目にこなしているため、毎日は入れず、週二回ほどしか入れなかった。






美里は、客から声がかかれば、学校を早退してまでクラブ中心の生活を過ごしていた。