「ね、ねぇ… 四個目だけど…いいの?」


恐る恐る言ったあたしを、志帆はキッと睨み付けた。


「いいの、別に!!」


………怖……


ダイエットを半年も続けていたのに… それ程ショックだったんだ。


「ずーっと一緒にいようねって… 言ってくれたのに…」


じわじわと志帆の目に涙が溜まる。


あたしは、志帆を慰める事も、励ます事も出来ずに、ただただ黙っていた。