「ど、どうしたの?」



「愛羅さ…和哉のこと好き
なんでしょ?」




え…?

なんで…知ってるの…




「な、なんで…」


「あ、そっか…
好きってゆうか、付き合ってる
んだもんね。」



ママはくるったように
笑い始めた。




「…。」



「そんなにあたしの邪魔がしたいなら
殺してあげる…」



ママは笑いながら、
あたしに刃物を突き付けた。