「百合。帰ろっか」


夜空を眺めていた私は
俊ちゃんの声で空から
目を離した


「買ってきた?」


俊ちゃんの手には
コンビニの袋に入ったお酒

「あぁ。少しだけな」


少しだけ……?にしては
多い気もするんだけど。


「帰ろっか」


俊ちゃんの横について
歩いて家を目指した。