とりあえず
服を着た私たちはベッドから
降りた


「「これ…………」」


夜…なにがあったがわかった。


そう…
幼なじみの…俊ちゃんと…

「百合…ごめん」


俊ちゃんに謝られても
あたしも悪い。
だって覚えてないもん


「一晩の過ちってやつ?
覚えてないんだから
なかったことにしよ?
私…このことで俊ちゃんと
ぎくしゃくなりたくない」

「俺だってそうだよ
忘れよう。今日のことは」