中田「待たせたな。」

先生がスタスタと歩いていくのに私も着いていった。
先生が黒のセダンの鍵をあけた。
かっこいい車。先生って実はお金持ち??

中田「野上。助手席乗れよ?」

桜「はっ、はい。」

恥ずかしいな。先生の横なんて。
親の車しか乗った事ない私はドキドキしていた。

中田「んー。6時半か。時間大丈夫か?」

桜「あ?はい?時間なら全然大丈夫ですけど...。」

なんで時間大丈夫か?なんて聞くんだろう?