その言葉に、あおちゃんも、アッキー先輩もニヤリ。


「そろそろ決め時じゃね?生徒会の、最強」


「いーねー。壮ちゃん、あったまいー!」


「たまには、悪くないだろ?内輪で戦うのも」


修羅3人はヤル気満々だ。各々、ギラリと目を光らせ、尖った恐ろしいオーラを放っている。



「ちょ、ちょ、ちょっと待って!俺はパス!死にたくないですから!先輩達に勝てるわけない!」


「私もパース。あんたらには、勝てる気しないし。審判に回ってやるよ」


当然、そのヤル気に反比例して私や春風は乗り気になれる筈がない。


「ただのドンパチはしねぇよ、今回は。んなことしても、お前等に勝機ねぇじゃん。特別ルールだ」


皆川会長は私達の考えさえもお見通し。美しい顔を満足げに歪ませ、笑った。