「ひよこ、怪我がなくて良かったよ。……壮平、春風の方は大丈夫?」
アッキー先輩は皆川会長におんぶされた春風に目をやり、優しげな造形の眉毛を、左だけ更に下げる。
「ああ。ガキだこいつぁ。疲れて熱出して寝ちまってるよ。明日には元気だろう」
皆川会長の言葉に、アッキー先輩も安堵の表情。
それを私がジーっと見てたら……ほら、久々のあれです。予想は出来てましたが、こんな時もたまにやって来るわけだ。
「べっ……別に!俺はキングコングとその舎弟のソース顔なんて、ちーっとも、心配じゃ、ないんだからなっ!」
はい、デレツンモード。いつもはめんどくさいけど、今日に限っては可愛く見えるもんだ。
アッキー先輩は皆川会長におんぶされた春風に目をやり、優しげな造形の眉毛を、左だけ更に下げる。
「ああ。ガキだこいつぁ。疲れて熱出して寝ちまってるよ。明日には元気だろう」
皆川会長の言葉に、アッキー先輩も安堵の表情。
それを私がジーっと見てたら……ほら、久々のあれです。予想は出来てましたが、こんな時もたまにやって来るわけだ。
「べっ……別に!俺はキングコングとその舎弟のソース顔なんて、ちーっとも、心配じゃ、ないんだからなっ!」
はい、デレツンモード。いつもはめんどくさいけど、今日に限っては可愛く見えるもんだ。