「なんかさぁー、ひよことはるるん、最近違くなぁい?フ、ン、イ、キ」
「んごふっ!?……ゲホッ!はぁ?何をう!?」
生徒会室でいつもみたく公務をこなしていると、あおちゃんが急に顔を寄せて来てそう言った。ニヤニヤではなくニッコニコの顔で。
私は動揺してしまい、アッキー先輩の煎れたて美味しい紅茶を噴き出してしまう。勿体ないなぁ。一滴も残さず飲み干したかったのに。
「うーあ、あからさまだねぇリアクション。どしたのーん?あおちゃん先輩に話してごらんよぉ」
「うっせー。何もねーっての」
あおちゃんに私が告られたこと知られたららぜってー面白がられて遊ばれる。だってこいつ、隠れサドだもん。