「分かってないなぁひよこ。それは、はるるんのプライドが許さんのよさ。男の子見せたいのよ、いつの時もねぇ」
私の疑問に答えたのは、さっきまで寝てたはずのあおちゃん。
「プライドなんていつ持ったよ?」
「んー?内緒じゃね?そこは男の子ですから」
春風はピンクのメッシュを弄りながらニッコリ笑う。春風のくせに内緒とか、かなり有り得ない。糞生意気だろ。
「さて、アホひよこには詳しく説明しなきゃな」
皆川会長はその果てしなく細長い脚を組み換え、紅茶を口に含み私を見て笑う。
窓から差し込んだ陽射しが皆川会長の眼鏡を光らせ、美しさを強調してるみたいだ。
あー、ぶん殴りたい。会長もアッキー先輩もあおちゃんも春風も、差し込んだ陽射しさえも。なんか、無性に。
私の疑問に答えたのは、さっきまで寝てたはずのあおちゃん。
「プライドなんていつ持ったよ?」
「んー?内緒じゃね?そこは男の子ですから」
春風はピンクのメッシュを弄りながらニッコリ笑う。春風のくせに内緒とか、かなり有り得ない。糞生意気だろ。
「さて、アホひよこには詳しく説明しなきゃな」
皆川会長はその果てしなく細長い脚を組み換え、紅茶を口に含み私を見て笑う。
窓から差し込んだ陽射しが皆川会長の眼鏡を光らせ、美しさを強調してるみたいだ。
あー、ぶん殴りたい。会長もアッキー先輩もあおちゃんも春風も、差し込んだ陽射しさえも。なんか、無性に。