松田君は祐二とは

全く違ったタイプで


やさしくて

さわやかで


アタシとは真逆の

世界の人だった


「俺のこと呼んで?」

えっ…///

「ま、松田君///」


な、なに?

急に雰囲気が変わって

顔を近づけてくる


「違う下の名前…」


「ゆ、優///」


名前を呼んだだけで

アタシの顔は


いっきに熱くなる


「愛羅…」


優はアタシの頭を

そっと撫でて


そして




人生初のキスをした