ベルー帝国、その王宮。
「紅茶...。」
「畏まりました。」
「まだ、欲しいと言っていないのに。」
齢16のベルー帝国のお姫様。
キャンベル・フラン
Campbell Fran
フランの部屋へ気軽に入れるのは、その身の回りの世話をする
ビクトリア-Vicotria-
フランとビクトリアとは少しだけ年上のシュリ-Sully-
親族、フランが許可した人だけ。
甘やかされ続けた、
何もできないお嬢様。
高貴といえども、常識をも全く知らない。
しかし、その代わり兄のニコラス-Nicholas-は、王を継ぐものとして厳しく教育された。