「お、おかえり。みゆ」

「ど、どうしたの??そんな格好して・・・」

「ハッ!!まさかみゆ!!男と・・・」





私は知らない間に泣いていた。



「みゆっ!!嘘だろ??」

「嘘でしょ??みゆ・・・」



「ご、ごめんなさい・・・」



「中学生が・・・父親の顔に泥を塗る気かっ!!」

気づいたときには、左の頬がジンジンしていた。





「そんな・・・みゆ・・・」



「やっぱり遥とは違うんだ、母さん・・・」