エリカのお母さんの元へ行った時は
それはもう反対されました。
最後は半ば 強引に出て行きました。
アンの両親は 小さい頃亡くしたそうです。
人間界に行く門に行くと 番人が二人に聞きました。
「本当に良いのか?もしかしたら転生しても出会えないかもしれないぞ?」
「大丈夫。出会える。見つける。」
「そうか・・・ならば行くが良い。」
門番の声で門が開きます。
エリカとアンは手を繋いで お互い見つめあいました。
「「必ず、見つけるから・・・。」」
二人はそう言って
門の外の光に吸い込まれて行きました。


大丈夫だよ。

会えるよ。

会いたいって信じていれば会えるんだよ。

大好きだから見つけられるよ。

だから
待っててね―――・・・。