―司視点―
俺は 今まで何を見てたんだ。
緋李と喧嘩してしまったけど エリカは緋李のハズだ。
だって恵璃華がエリカだったら天使とか悪魔とか 少なくとも信じてると思うんだ。
だから――
「別れよう。」
「どうしてですかっ!?先輩っ!私先輩の事まだ好きです!」
「ごめん。」
「理由を言って下さい!」
「ごめん・・・」
恵璃華ごめん。
俺 すごい勝手な事してるよな。
恵璃華の体はプルプルと震えていた。
泣いているのか――――。
頭を撫でようと思い手を差し延べると
「あぁ―もうッ!最悪~!!せっかくイイ男釣れたと思ったのにっ」
「は?」
急に 喋り出したと思えば 全く性格が今までと違うではないか。
「お前、騙してたのか?」
「気づかなかったんですかぁ?先輩ってバカですね~☆」
ムカッ
なんだ コイツのキャラ・・・
すげぇムカつく
「あ、そう。じゃ。」
今 別れて良かった・・・。
心底 そう思う。
「バイバーイ☆」
恵璃華は手をヒラヒラさせてそう言うのだから・・・・。
「はーぁ。先輩の事は好きだったけどね。」
そう言った恵璃華の呟きは とても小さな声だった。
俺は 今まで何を見てたんだ。
緋李と喧嘩してしまったけど エリカは緋李のハズだ。
だって恵璃華がエリカだったら天使とか悪魔とか 少なくとも信じてると思うんだ。
だから――
「別れよう。」
「どうしてですかっ!?先輩っ!私先輩の事まだ好きです!」
「ごめん。」
「理由を言って下さい!」
「ごめん・・・」
恵璃華ごめん。
俺 すごい勝手な事してるよな。
恵璃華の体はプルプルと震えていた。
泣いているのか――――。
頭を撫でようと思い手を差し延べると
「あぁ―もうッ!最悪~!!せっかくイイ男釣れたと思ったのにっ」
「は?」
急に 喋り出したと思えば 全く性格が今までと違うではないか。
「お前、騙してたのか?」
「気づかなかったんですかぁ?先輩ってバカですね~☆」
ムカッ
なんだ コイツのキャラ・・・
すげぇムカつく
「あ、そう。じゃ。」
今 別れて良かった・・・。
心底 そう思う。
「バイバーイ☆」
恵璃華は手をヒラヒラさせてそう言うのだから・・・・。
「はーぁ。先輩の事は好きだったけどね。」
そう言った恵璃華の呟きは とても小さな声だった。