しばらく顔を真っ赤にしたままだったアンは ふと切なそうな顔になりエリカに話かけました。
「エリカ。“好き”なんて言葉を簡単に口に出したらダメなんだよ?」
「どぉして?」
エリカは 問いかけます。



「俺が悪魔だからだよーー・・・・」



エリカは軽く瞬きをすると微笑みました。
「なんだ、そんな事。」
アンはエリカの言葉に動揺しました。
「そんな事って・・・・お前なぁ!!
分かってんのか!?」
アンは凄い剣幕でエリカの肩を掴みました。