大好き。
大丈夫だよ。
探して 見つけるから。
愛しい。
アンが。
好きなんだー・・・。


「はっ!?」
目が覚めると私は泣いていた。
あんなにメルヘンが嫌いって言ってた私なのに 何故か悲しくて。
悲しくて・・・。
胸が張り裂けそうに痛かった。
何でだろう?
「私は・・・アンの事が・・・」

ズキンッーー

夢の事を思い出そうとすると 少し頭が痛んだ。
「ッーー・・・」
痛みに顔を歪ませる。

取り合えず支度しなくちゃ。

私は学校の用意をする。


そして いつものように学校に向かう。

だって私は どこにでもいる平凡な女の子なんだから。