「ねぇしゅんくん。この子が弟くんなの?」



「あ、あぁ」



「ふーん、そっか☆よろしくね、大地」



ニヤニヤしながらいうこいつが、なにかをたくらんでるような気がした。



「………よろしく、おばさん」



「おばっ!おばさんってゆうなー」



「おい!大地!!」



俺に怒ろぉとする兄貴を無視して



その場から立ち去った。



かれんとの約束のことは、



すっかり忘れてて



歩夢のことを考えながら



家に帰った。