【樹莉】
教室の前まで来たから、手を離そうとすると私の手を痛くないくらいの力で握ってきてそのまま私の手を引いて入って行った。
「みんなに見せつけちゃおうぜ」
私の耳元で囁いてきた。
「…っ/////」
そんなふうに言われたら私 もっと俊哉に惚れちゃうよ?
まわりからは『付き合ってんの?』 『お似合いだな』
と嬉しい言葉もあれば
『王子はみんなのものよ』 『え~不釣り合いよ』
なんて声も聞こえる
「俊哉は王子って名前じゃないし、物じゃない!」
私は気づいたらこんなことを声にして叫んでいた。
しーーん
教室は静まり返っているし、
俊哉も俊哉と仲の良い神崎遼(カンザキリョウ)君と茉美までビックリしてるし…
教室の前まで来たから、手を離そうとすると私の手を痛くないくらいの力で握ってきてそのまま私の手を引いて入って行った。
「みんなに見せつけちゃおうぜ」
私の耳元で囁いてきた。
「…っ/////」
そんなふうに言われたら私 もっと俊哉に惚れちゃうよ?
まわりからは『付き合ってんの?』 『お似合いだな』
と嬉しい言葉もあれば
『王子はみんなのものよ』 『え~不釣り合いよ』
なんて声も聞こえる
「俊哉は王子って名前じゃないし、物じゃない!」
私は気づいたらこんなことを声にして叫んでいた。
しーーん
教室は静まり返っているし、
俊哉も俊哉と仲の良い神崎遼(カンザキリョウ)君と茉美までビックリしてるし…